星天qlayとは

2024.10.23

日常も、記念日も。星天の人々が特別な日を過ごすお店に/UNION SEAFOOD CAFE・ 発酵バター専門店 HANERU

星川駅のエスカレーターを下ってすぐのところにあるUNION SEAFOOD CAFE。グリーンが散りばめられたオシャレな店内で、こだわりのシーフードを楽しむことができるレストランです。

UNION SEAFOOD CAFEの外側には、運営会社を同じくする「発酵バター専門店 HANERU」(以下、HANERU)が店舗を構えます。UNION SEAFOOD CAFE、HANERUの店長である鶴丸絵梨さんに、2つの店舗のこだわりや、星天エリアへの思いを聞きました。

 

なんといってもシーフード!

ディナータイムはシーフード、ランチタイムにはパンビュッフェと、昼と夜で異なる顔を見せるUNION SEAFOOD CAFE。まずはUNION SEAFOOD CAFEを語るうえで欠かすことができないシーフードへのこだわりを教えていただきました。

鶴丸さん「一言で言うとオイスターバーですが、直訳すると『魚介連合』となる店名の通り、シーフード全般がしっかり美味しく食べられるお店をコンセプトにしています。牡蠣は北海道から福岡まで、実際にお話を聞かせていただいた国内の生産者さんから直送のものを使用しているので、ディナーのおすすめはやっぱり生牡蠣ですね。個人的には、もう市販のものは食べれないなと思うくらい牡蠣フライも美味しいので、そちらもぜひ食べていただきたいです。

コースには飲み放題を付けることもできるので、飲み会や女子会などでご利用いただくことも多いです。これからはノンアルコールのカクテルも増やそうと準備をしているので、アルコールを飲みたい方はアルコールを、お酒が得意ではない方はノンアルコールカクテルで雰囲気に酔えるようにできたらと思っています」

~~POINT~~
シーフードだけなく、野菜やピザなど提供している料理すべてにこだわりが。神奈川産の旬な地場野菜を使用することで、季節感があるメニューを提供しています。ピザは、店内のピザ窯で1枚ずつ丁寧に焼き上げており、焼きたてを味わうことができます。

 

パンビュッフェを楽しめるランチタイム

大阪にある系列店では行列ができるほどの大人気だというパンビュッフェ。関東で楽しむことができるのはなんと星川のUNION SEAFOOD CAFEだけなんです!100分の座席制限はあるものの、パンを食べながらのんびりとした時間を過ごすことができ、ランチタイムは女子会利用のお客様で賑わいを見せているそうです。

鶴丸さん「パンビュッフェは種類が多いので、『このパン食べた?』と自然と会話が生まれるのが良いなと思っています。ランチでも予約限定のショートコースがあったり、アニバーサリーケーキをお出しすることもできるので、ランチしか時間がとれない友人やご家族で集まるときはそういったコースを利用してお祝い事をしたり、ちょっぴり贅沢なランチタイムを過ごしていただくのもおすすめです」

 

発酵バター専門店 HANERU

UNION SEAFOOD CAFEに併設する、「発酵バター専門店 HANERU」。この場所には今夏に期間限定ポップアップとして「生クリーム専門店 Milk」が出店していましたが、9月からHANERUが帰ってきました!

バターの魅力を100%楽しむために、 研究に研究を重ねたスイーツを提供するHANERU。看板商品である「発酵バターカステラ」は、星天qlayがオープンした際に大行列ができたほどの人気メニューです。

発酵バターカステラ 10個入り380円、15個入り500円(共に税込み)

~~POINT~~
プレーンの発酵バターカステラのみならず、季節によって変化するフレーバーを味わうのもおすすめ。秋冬シーズン限定で販売中のチョコバターカステラ(15個入り 600円)は要チェックの一品です!

 

温かい人が多いまち

playの「p」のひとつ先のアルファベットであるとともに、pの反対側を向いた文字である「q」。星天「q」layの施設名は、「従来の価値観から脱し、まだ見ぬ一つ先の未来・遊びを目指す」という意味を込めて名づけられました。鶴丸さんはこの施設名におもしろさを感じているのだとか。

鶴丸さん「初めて出店のお話を聞いたときに”クレイ”って何だろうと思っていましたが、名前の由来を聞いて、『そういう意味なんだ!面白い!』と思いました。『生きかたを、遊ぶ』というコンセプトの施設に出店するにあたっては、ちょっとおしゃれでちょっと贅沢な空間になるよう意識しました。

パンビュッフェも、ただパンがたくさん食べられるというだけでなく、パンを取りに行くことを考えて内装にもこだわっていたり、ハーブティーを提供してプラスアルファの要素を取り入れたりと、他の店舗ではしないようなことができる空間になっていると思います。

オープンして1年半が経ちますが、星天は温かい方が多いなという印象です。私がバッサリ髪を切ったときにたくさんの方が声をかけてくださって、そこまで見てくださっていることがとても嬉しかったです。自分の地元にいるような感覚で会話ができるので、星天のそういう温かい距離感がすごく好きだなと思います」

 

変化を楽しむお店づくり

季節限定メニューなども多く、訪れる度にさまざまな味を楽しめるUNION SEAFOOD CAFE。まちにとってどんなお店でありたいか、そしてこれからのUNION SEAFOOD CAFEが目指す姿を聞きました。

グループでの利用がおすすめな窓際のソファ席

鶴丸さん「UNION SEAFOOD CAFEでは、お客様のリアクションなどを見ながらこまめにメニューを変えています。これは良かったんだな、これは微妙なのかな、と試行錯誤しながら変化させていくのがとても楽しいんです。今後はメインであるシーフードにさらに力を入れて、よりシーフードを堪能できるメニューをどんどん開発していくつもりです。

オープン初日に来てくださった方が頻繁に女子会で利用してくださったり、毎回ご家族3世代で来店してくださる方がいらっしゃたり、少しずつですが常連さんが増えてきています。星天エリアに住む方々が気軽にご来店できて、かつ大切な日にはご家族揃ってお祝いをする。そんなお店にできたらいいなと思っています」

 

やりがいは、お客様との関わりを実感すること

最後に、鶴丸さんが考える「生きかたを、遊ぶ」とは何かをお答えいただきました。

鶴丸さん「生活の大部分を占める仕事を楽しむことが、私にとっての『生きかたを、遊ぶ』に繋がるのかなと思います。売り上げや利益で数字として結果が出ることもそうですが、何よりお客様との関わりを実感できたときにやりがいを感じますね。

お客様がお店に差し入れを持ってきてくださったり、声をかけてくださったりして、このお店に対して思い入れを持ってくださる方がいると実感できるのが何よりのやりがいです。今はとにかく仕事が楽しいのですが、最近ワンちゃんを飼い始めたので、守らないといけない存在がありつつ、頑張るところは楽しみながら頑張るということを、私のなかで大切にしています」

星天というまちで日々試行錯誤し、変化を楽しみながらお店をつくっている鶴丸さん。日常でフラッと立ち寄ってパンビュッフェやシーフードを楽しんだり、大切な人との記念日を過ごしたり。ちょっぴり特別な時間を過ごしたいときは、UNION SEAFOOD CAFEに行く。星天にそんな新しい波が打ち寄せています。

 

取材・文/橋本彩香

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