星天qlayとは

2024.07.23

【イベント出店レポート】「あっ」と驚く!思いもよらない素敵な作品であふれた、星天qlayの端材で遊ぶアートワークショップ / Yokohama Nature Week

日差しが徐々に強くなっていき、夏の訪れを感じさせる5月。

5月17日(金)から5月19日(日)、相鉄本線「南万騎が原」から徒歩8分ほど歩くとたどり着く、横浜市旭区のこども自然公園にて、野外イベント”Yokohama Nature Week”が開催されました。

「くらしを遊ぶ。しぜんと育つ。」をテーマに、相鉄線沿線のお店だけでなく、まだ知らないNature Lifeを体験できる、食・遊び・アウトドア・音楽など、さまざまなコンテンツが盛りだくさんな今回のイベント。横浜の美しい自然とともに”暮らす楽しさ”を、家族みんなで思い切り味わえる3日間、YADORESIとしてブース出店した様子をレポートします!

今回は、相鉄本線(星川駅〜天王町駅間)の高架下施設「星天qlay」でYADOKARIが運営する「YADORESI」というシェアレジデンスの住人たちと協力して、「星天qlayの端材で遊ぶ!アートワークショップ」を実施しました。”生きかたを、遊ぶ”をコンセプトに掲げる星天qlayらしく、捨てられるはずの端材を工作の材料として新たに息を吹き込んで行ったアートワークショップ。星天qlayの魅力を相鉄沿線沿いの方々にも知っていただく機会になればと、各店舗から端材を提供いただきました。

アートワークショップには、3日間で約200組の親子が訪れ、端材を使った工作やYADORESI住人とのコミュニケーションを楽しんでくださいました。

笑顔に満ちた、あたたかい初夏の一日の様子をお届けします。

目の前の端材に夢中!世界にひとつだけの作品づくり

今回主な材料になるのは、星天qlayの店舗から集められた、捨てられてしまうダンボールなどの端材。色のついたカラフルなダンボールが並びます。ダンボールの他にも、色ペン、テープ、モール、毛糸も並んでいます。

イベントが開始して40分もたたないうちに多くの子どもたちで埋め尽くされるワークショップ会場。中には、始まる15分前から待っていたという子もいらっしゃいました。

子どもたちは、迷うことなく端材に手を伸ばし、思い思いに世界でひとつだけの作品をつくっていきます。気温が上がる中、子どもたちは目の前の作品に夢中。「どれにしよう」「これも使えそう!」と楽しそうに工作をする子もいれば、喋らずもくもくと集中している子も。

それぞれの形で、全身全霊で遊ぶ子どもたち。しばらくすると、「あっ」と驚く、思いもよらない素敵な作品がたくさんできていました。

こちらは細部までこだわって作られた剣。剣を作った子は、学校ではお笑い係で、寸劇につかうためにつくっていたそう。一時間以上かけて、休むことなくもくもくと楽しんでいました。

端材でできているとは思えない、ユニークでカラフルなお家は、工作がとても大好きだという親子の作品。ダンボールにもともと色が塗ってあったので、とても作りやすかったとのこと。「家に持ち帰って、中にライトをいれて飾りたい」と伝えてくれました。

こちらはいろいろな種類の端材を使った、世界にひとつだけのオリジナルの帽子。「はたして何ができるのだろう?」と見ていたら、たちまち素敵な帽子ができあがっていました。

相鉄線全体を盛り上げる!星天qlayを盛り上がりの中心地に

今回のブース出展の一角には、YADORESIの最大の特徴でもある「はなれマド」のモチーフが出張で登場!YADORESIでの暮らしの一部を知っていただく機会にもなりました。

小商いや表現の場として使用できる「はなれマド」が全個室に付帯しています。YADORESIでは、毎月第3土曜日に地域にひらいた「OPEN DAY」を開催しています。個性豊かな住人たちがそれぞれの個性を生かした「はなれマド」をオープンしています。

YADORESIで5月18日(土)に行われたOPEN DAYの様子

Yokohama Nature Weekが行われた5月18日(土)にはYADORESIでOPEN DAYも同時に開催。アートワークショップやブックカフェなど、住人によってさまざまなはまれマドがオープンしました。

星天qlayのコミュニティ形成や魅力発信を行う「コミュニティビルダー」の2人

最後に、今回のワークショップの企画を引っ張ってきた、星天qlayのつながりをつくるコミュニティービルダーの日置さん、松本さん、そしてYADOKARIの山下さんにイベントを終えてみての感想を聞いてみました。

 「少し視野を広げて自分たちが星天qlayの外へ遊びに行った、最初の1歩のようなイベントだった」と語るコミュニティービルダーの日置さん。

 「いかに星天エリアの地元の人たちに星天qlayを知ってもらうかを考えてやってきた中で、今回のイベントを通じて、相鉄沿線のより多くの人たちに星天qlayやYADORESIを訪れてもらう可能性もあると気づきました。また、星天qlayでの取り組みは、自分たちにとっては日常になってきているけれど、「素敵なまちづくりしてますね」「そんな面白いことやってたんだ、知らなかった」と言ってもらえて。今僕らが住んでいる家やまちはおもしろくなっているんだと改めて気づかせてもらいました」


今回、店舗の端材を提供いただいてのアートワークショップを企画したコミュニティービルダーの松本さんは、星天qlayの大きな魅力の1つは”横のつながり”だと感じているそう。

「星天qlayは、店舗同士の精神的な距離が近いと感じるので、店舗のつながりを意識して企画を考えました。店舗で捨てられるはずの端材を無理のない範囲で提供いただき、特に多く集まったダンボールは各店舗の特徴が出るんじゃないかとひらめいて。そこに、遊びを加えていろんな色をつけたダンボールで遊べるようにしました。ダンボールに色を塗る作業もYADORESIの住人が一緒にやってくれました」

YADORESI住人と一緒に色を塗ったダンボール

最後に、相鉄グループと星天qlayのエリアブランディングの取り組みを行っているYADOKARIの山下さんに感想とこれからの展望を伺いました。

「今回、はじめて星天qlayの外に出ての企画に参加し、相鉄沿線にある魅力的なエリアを知ることができました。星天qlayを盛り上げていくなかで、相鉄沿線での横のつながりも感じながら、エリア全体が住みたくなる・遊びにいきたくなるまちになっていくよう、遊び心を忘れずに取り組んでいきたいと決意を新たにする機会となりました」

これからも星天qlayでの活動を通して、相鉄線全体を盛り上げていきたいと語る3人。毎月第3土曜日には、YADORESIのOPEN DAYも開催されます。今回、ワークショップにご参加いただいた皆様も、星天qlayに興味をお持ちいただいた皆様も、ぜひ遊び心をたずさえて星天qlayにお越しいただけたら嬉しいです。お待ちしています!

 

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