星天qlayとは

2024.07.10

こだわりの洋菓子と接客で、星川1番のケーキ屋さんを目指す/ Patisserie&Cafe PINEDE 星天qlay店

2024年1月に、星天qlayのCゾーンにオープンした「Patisserie&Cafe PINEDE」(以下、PINEDE)星天qlay店。オープンしてから連日行列が続いた、地域住民待望の焼き菓子店です。

シンプルで食べやすいケーキやシュークリームが人気で、多数の店舗を構えるPINEDE。新店舗の星天qlay店では、他の店舗にはない「3つの初めて」に挑戦しているのだとか。今回は、「ケーキ屋さんになる」という子どもの頃の夢を叶え、素敵な笑顔で店頭に立つ星天qlay店の五反分杏樹店長にお話を聞きました。

 

食べやすさにこだわったシンプルな焼き菓子

五反分さん「 PINEDEでは、シンプルで食べやすい『まちのケーキ屋さん』ようなケーキ作りを心がけています。私はケーキ屋なのに生クリームが苦手なのですが、試行錯誤して作られた PINEDEの生クリームだけは大好きなんです。 PINEDEの生クリームはとても軽くて、甘すぎず誰でも食べやすい味になっているので、私でもホールケーキを丸々1つ食べることができます。お客様から『ケーキが苦手だったけど PINEDEのケーキだけは食べれます』とお声がけいただくこともあり、『私もです!』と答えています。(笑)

星天qlay店で1番人気のシュークリームは、1日100個以上が売れる看板商品です。外側はクッキー生地、中には生クリームとカスタードを混ぜ合わせたディプロマットクリームが入っています。生クリームとカスタードの割合にもこだわっていて、こちらも甘すぎず誰でも食べやすい味に仕上がっています」

スイーツの美味しさはもちろんのこと、手を伸ばしやすい価格帯も PINEDEの魅力の一つ。こだわりのシュークリームは1つ270円(税込)で購入することができ、仕事帰りに自分へのご褒美に購入するのもおすすめです。

 

遊び心のあるPINEDEの洋菓子

星天qlay店限定商品の発酵バターアイス

シンプルで食べやすい商品を揃えている一方、遊び心のあるオリジナルのスイーツがあるのも PINEDEの魅力。星天qlay店の出店にあたって作られた PINEDE初のアイスメニュー「発酵バターアイス」は、 PINEDEのこだわりが詰め込まれた一品です。

五反分さん「 PINEDEは今までなかったものを作るのが好きな会社で、星天qlay店の限定商品も、一般的なバニラやミルク味ではなく、発酵バターを使用したアイスを販売しています。初めて聞いたときはバターのアイスってどんな味だろうと半信半疑でしたが、食べてみるとさっぱりしていて美味しく、癖になる味でした。以前から PINEDEで販売している人気商品の一つ、七味クッキーと一緒に食べるセットもおすすめです」

他の店舗では食べることのできない発酵バターアイスは、お子様にも人気の高い商品なのだとか。他にも、運営会社を同じくする「ねこねこチーズケーキ」で取り扱っているねこ型のチーズケーキやフィナンシェなど、個性的な商品が店頭に並んでいます。

 

星天qlay店の初めて

星天qlay店2つ目の初めてが、店舗に広々としたイートインスペースを併設していること。そして3つ目の初めてが、お店の前からガラス張りの調理場が見られることです。

五反分さん「既存の店舗にはイートインスペースがない店舗が多く、あっても4席ほどの小さなスペースでしたが、星天qlay店には、 PINEDE全店舗の中で1番大きなイートインスペースを作りました。私もお客さんとして利用してみたら、あっという間に2時間滞在してしまったくらい、とても落ち着く空間です。コーヒーなどのドリンクメニューを飲みながらくつろいだり、パソコンを開いて作業をしたり、ぜひ気軽に自由にイートインスペースを使っていただけたらと思います。

また、 PINEDEは調理場がガラス張りで、スイーツを作っている様子を覗くことができる店舗が多いですが、入店せずともお店の前の道から調理場が見えるのは星天qlay店が初めてです。お店の前を通った人が興味を持って覗いてくださることも多く、いつも嬉しく思っています」

 

星天は、ご近所付き合いが盛んなまち

イートインスペース。 PINEDEとコラボレーションしている、ファッション雑貨やインテリアデザインに定評のあるデザイナー「ウィリアム・モリス」の絵が飾られている。

PINEDEが出店先を決めるときには、実際にまちを歩いたり、まちの方とお話しをしたりして、穏やかで人柄の良いまちを選んでいるのだとか。出店するにあたって初めて星川駅に降り立ったという五反分さんから、現在の星天エリアはどのように見えているのでしょうか?

五反分さん「オープンして約半年が経ち、星天エリアはゆったりとしていて良いまちだなと感じています。イートインペースで「元気?」、「久しぶり!」というお客様同士の会話が飛び交っていたり、お店の前に並んでいるときに挨拶していたりと、ご近所づきあいが盛んなまちという印象を受けています。 PINEDEはお客様一人ひとりとコミュニケーションをとることを大切にしていますが、星川はフレンドリーな方が多くお客様から話しかけていただくことも多いので、日々楽しくおしゃべりさせていただいています」

星天エリアの飼い犬の多さや、同じCゾーンにトリミングサロンのPetPlusがあることを受け、犬型のケーキを販売したり、愛犬の絵を描くこともできるイラストケーキに力を入れている。

いろいろな店舗とコラボレーションしやすい環境であることも、出店を決めた理由の一つだったと語る五反分さん。星天qlayのテナントとどうコラボレーションするかを毎日考えていると言います。

五反分さん「初めて星天qlayのコンセプトを聞いたとき、自由な雰囲気が PINEDEにとてもマッチしているなと思いました。テナントの方々と積極的にコラボレーションしたいと思っていて、既にアイデアを話し合っているテナントさんもいます。トリミングサロンであるPetPlusさんとコラボレーションして、PetPlusさんを利用してスタンプを貯めると、ケーキを割引するという企画を行っています。他にも、業態的に一見コラボレーションが難しそうなテナントさんとも、何か一緒にできる良い案はないか毎日考えています。ぜひこれから、いろいろな店舗さんとコラボレーションしていきたいです」

 

特別な日に、 PINEDEのケーキでお祝いを

最後に、五反分さんにとっての「生きかたを、遊ぶ」とはなにか、そして地域の方々へのメッセージをいただきました。

五反分さん「私は遊ぶのが大好きで、休みの日は常に外に出かけたいタイプです。趣味もよく変わって、K-POPのダンスを踊ったり、絵にハマったり、映画館に行くのにハマったり、ライブに行ったり。そういうときは”遊んでるな、自分”と思いますね。そんな風にプライベートを充実させることが、私にとって『生きかたを、遊ぶ』なのかなと思います。

私たちは日々、『星川で一番有名なケーキ屋さんになるぞ!』という思いで営業しています。地域の皆さんにとって、軽い気持ちで毎日フラっと立ち寄れる場所になれたらいいなと思います。と同時に、子どもの日、父の日や母の日、ハロウィンなど、季節のイベントに合わせたケーキも用意しているので、ぜひ記念日などの特別な日に PINEDEのホールケーキやイラストケーキでお祝いをしてもらえたら嬉しいです」

誰でも食べやすいようにこだわり抜かれた洋菓子と、自然なコミュニケーションを大切にしている「Patisserie&Cafe PINEDE」星天qlay店。地域の人々に愛され、「星川のケーキ屋さんといえば PINEDE」、そんな風に言われる未来はそう遠くないだろう。

 

取材・文/橋本彩香

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